風土・自然
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梅雨
カテゴリ : 6月 (水無月) , 夏 , 日本の四季 , 風土・自然 タグ : 季節
梅の実が熟す季節の雨なので「つゆ」を梅の雨と書きます。
6月頃の長雨の時期、またその時期に降る長雨を梅雨といいます。
北海道にはこの梅雨はありません。
この時期、日本付近に東西に長くのびた梅雨前線が形成されて停滞する気圧配置のためにこのような天候になります。
梅雨に入ることを「梅雨入り」または「入梅」といい、暦の上では芒種(ほうしゆ)のあとの壬(みずのえ)の日と決められていますが、実際はこの通りではなく五月下旬から六月上旬ころです。
梅雨が終わるこをまた、「梅雨明け」または「出梅」といい、暦の上では陰暦では夏至のあとの庚(かのえ)の日。実際には七月中旬ころです。
夕立
八十八夜
八十八夜は立春から数えて88日目にあたる日のことで、茶摘みのシーズンです。
八十八夜の別れ霜といい、だいたい八十八夜の頃に霜が降りなくなります。茶葉にとって霜は大敵で、この八十八夜が農作業の目安となるのです。
八十八夜は、やわらかく良質な茶葉がたくさん採れる時期で、このときのお茶を飲むと長生きできると言われ、縁起物として重宝されています。
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