秋の彼岸 / あきのひがん
9月の年中行事、秋の彼岸の解説。
年中行事のカテゴリでは、日本の年中行事や、伝統行事などを紹介しています。年中行事には、地域により内容が異なるものがあります。地域特有の作法などご存知の方は、ぜひご紹介下さい。
秋の彼岸 / あきのひがん
カテゴリ : 9月 (長月) 、年中行事 タグ : 仏教 コメント : 0
「秋の彼岸」は前後7日間、中の日が秋分の日にあたります。初日を「彼岸の入り」といい最後の日を「彼岸明け」といいます。
秋分の日とは昼と夜の時間が同じで、夏から秋への季節の変わり目です。
太陽が真西に沈むこの日は、仏の世界と現世が最も近い日で、この日に先祖を供養すると魂が迷わず極楽浄土にいけると考えられたのです。
各家庭ではお墓参りをするのが習慣で、家の仏壇は団子、おはぎなどを供え祖先の供養をします。地方によって迎え火、送り火など風習はさまざまです。
はじまりは6世紀前後という説があります。この行事は日本独自のものです。